中古住宅を購入する際に、リフォームを前提として購入する方もいらっしゃると思います。
中古住宅の購入費用とリフォーム費用を同時にローンでまかなうのが一体型ローンです。
どんな特徴があるのか、そしてメリットデメリットをご紹介します。
中古住宅購入時のリフォーム一体型ローンと他のローンとの違いは?
リフォーム前提で中古住宅を購入する際、住宅購入費用とリフォーム費用をまとめて借りられる一体型ローンがあります。
取り扱う金融機関は限られていますが、2つをまとめて借りられると楽な気がしますよね。
では、住宅ローン、リフォームローン、そして一体型ローンの違いはなんなのでしょうか。
まずは中古住宅購入に利用する住宅ローンは、各種ローンの中でも金利が低く、借りられる額が多くてさらに最長35年の長期返済が可能。
しかし、住宅や土地を担保とするため抵当権が設定される上、審査が厳しいのが特徴です。
一方、リフォームローンは担保が不要です。
さらに住宅ローンと違い審査項目が少ないため、申込みから借り入れまでの期間が短く済みます。
一方、金利は住宅ローンより高く、10年前後と短い期間で返す必要があります。
一体型ローンであれば、リフォーム代金も住宅ローンと同じ低金利で借りることが可能です。
中古住宅購入とリフォーム費用を一体型ローンで組む際のメリットデメリット
低金利でリフォーム資金まで借り入れられるとなるとメリットに感じますが、他のメリットデメリットも考える必要があります。
一体型ローンのメリットは、変動金利であれば1%前後の低金利で2つの資金を借り入れられることです。
また、住宅ローンと合わせて返済していくため手続きが一度で済みます。
ただし一体型ローンは、住宅購入時に同時に借り入れるため工事請負契約書を交わし、リフォーム費用が明確に決まっている必要があります。
そのためどこまで新しい我が家のイメージを固められるかなど、決めなければいけないことも多いのです。
また、いくら低金利といっても35年などの長期返済では総返済額が膨らみます。
多少金利が高くても、5~10年などの短期で返すとむしろ総返済額が抑えられることも。
一体型ローンとの違いを知ったうえで、ご自分やご家庭にあった借り方を選びたいものです。
まとめ
住宅ローンにリフォーム費用を合わせて借り、返済していける一体型ローン。
検討する際は、メリットデメリットを踏まえながら、ぜひ不動産会社に相談しながら進めてくださいね。
私たち優和不動産販売は、明石市と神戸市西区・垂水区エリアで中古一戸建てや中古マンションをご紹介しています。
マイホームでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。