家を購入するとなれば、新築の他に中古物件も買うことができます。
新築よりも販売価格は安く、購入資金を少なくできるのが中古物件です。
中古物件と言っても、その意味は曖昧であり、どのような定義になっているのでしょうか?
ここでは中古物件のメリットと、日本と海外での違いをご紹介します。
中古物件のメリット
中古物件には明確な定義はないですが、フラット35では次のように定義しています。
・入居の有無にかかわらず、新築から2年経過した住宅は中古物件と見なす
新築から2年が中古物件になる境目ですが、中古物件でも真新しければ新中古という扱いになるでしょう。
中古物件にはいくつかメリットがあります。
<価格が安い>
中古物件の大きなメリットと言えば、販売価格が安いことでしょう。
新築の価格の、2割から5割程度価格が安いです。
特に木造だと築20年で価値はほとんどなくなるので、中古物件の中には土地価格のみで販売されている物件もあります。
中古物件を安く購入して、必要な部分をリフォームすれば新築のようになります。
<好条件の立地の物件を見つけやすい>
新築となれば、空いている土地に家を建てることになるので、立地が限られます。
駅前や大型施設の近くなどは、すでに土地が埋まっており見つけにくいです。
中古物件となれば、立地のよい場所に建てられていることもあるので、好条件の立地の物件を見つけやすいです。
日本では空き家は物件全体の20%近くにもなっているので、より多くの中古物件から希望の立地の物件を探せます。
中古物件の日本と米国の違い
日本では新築を好む人が多く、注文住宅を希望する人も多いです。
日本人は自動車にしても走行距離が10万kmを超えていると敬遠する傾向にあり、新しいものがよいと考えます。
家にしても中古物件よりも新築がよいと考えます。
それに対し欧米では、使い続けて改良するという考えがあるので、住宅にしても中古物件をリフォームして使う傾向にあります。
またアメリカだと州を跨いでの転勤もあるので、家の状態よりも立地を優先する傾向にあり、そのために立地のよい物件を見つけて中古物件に住む人も多いです。
アメリカでは中古物件が沢山流通しているというのも、中古物件に需要がある理由です。
まとめ
中古物件は新築よりも安く買えて、好条件の立地を見つけやすいというメリットがあります。
日本人は新築を好む傾向にありますが、予算が足りないならば中古物件を検討してはいかがでしょうか?
昨今の空き家が増加する問題も、日本人の住宅への考えを変えるかもしれません。
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