家で生活をしていけば、風呂やトイレが壊れて修理することや、間取りや設備を変更したいなどとリフォームに迫られることもあります。
リフォームをおこなうときに気になるのは、その費用です。
材料や方法を工夫すれば、ローコストリフォームも可能です。
この記事では、ローコストリフォームについて解説します。
ローコストリフォームの相場とは?
費用を抑えておこなうリフォームが、ローコストリフォームです。
もっとも費用を抑えるリフォームと言えば、DIYでしょう。
自分で壁紙などを取り替えるならば、リフォームの相場は数千円~数万円です。
業者にリフォームしてもらえば、数万円~数十万円、高いと100万円以上費用がかかります。
リフォームはどの場所をどのように改修するのかで費用は変わります。
・キッチン : 50万円~200万円
・トイレ : 10万円~20万円
・浴室 : 50万円~150万円
・洗面所 : 20万円以上
・床のリフォーム : 20万円~40万円(12畳)
・外壁 : 50万円~150万円
・屋根 : 50万円~100万円
・窓 : 10万円~50万円
・玄関 :50万円以内
一般的なリフォームの相場は上記の通りです。
ローコストリフォームをおこなえば、相場の3割以上安くすることは可能です。
ただし一度リフォームを決めて工事が始まれば、設計変更や追加工事を希望すると余計にお金がかかります。
通常のリフォーム以上のお金がかかることもあるので、事前にリフォーム会社と納得いくまで打ち合わせをおこなってください。
ローコストリフォームのポイント
リフォームでの工事費用を抑えれば、材料費などを安くすることとなり、住宅の質が落ちます。
お金をかける部分はお金を使い、以下のようなポイントを抑えてリフォームします。
・安価な材料を活用
例えば壁の仕上げ材ならビニールクロスにするなど、質を落としても問題ない部分は安い材料を使います。
内部よりも、見える部分でのコストダウンを工夫しましょう。
・使える部分は残す
リフォームでは、新しく交換する場所が多いほど、お金がかかります。
すべてを交換するのではなく、残せる部分があれば残しておきましょう。
古いけど味のあるような建材や床材もあるので、上手く活用すれば味わい深い空間になります。
・仕上げ材を省略する
合板を貼り付ければ、クロスなどの仕上げ材を使います。
仕上げ材を使わないとコストダウンでき、板材が見えるようにするのも1つの方法です。
・施主が設備を揃える
家具やキッチンなどは、安価な製品が増えています。
工務店にこれらを用意してもらうのではなく、施主が自分で用意して工事のときに設置してもらうこともできます。
まとめ
材料費や工事箇所を絞ればローコストリフォームは可能です。
ただしあまり材料費などを安くしすぎると、質の悪い材料を使うこととなり、リフォームしてもすぐに家が傷み始めるかもしれません。
必要な箇所にはお金をかけて、ローコストリフォームを行ってください。
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