一歩踏み込むと、スマートフォンの画面に表示されるデジタルの時刻とは違った2本の針が、足音ならぬ時の音を刻みながら時を示す時計の世界が広がります。
今回は神戸市垂水区にある時計デザイン博物館をご紹介します。
神戸市垂水区の時計デザイン博物館の概要
時計デザイン博物館は「デザインに見る時計」をテーマに、各ジャンルのデザインにこだわった世界の時計が集められています。
各ジャンルの時計がさまざまな角度から系統的に展示され、日本、外国の時代背景を反映したデザインの嗜好変遷と概要、素材の違いを知り、製作者の時計に込められた思いを感じることができます。
からくり時計の動きや仕組み、時計に組み込まれたオルゴールの音色には、その仕事の精巧さと美しさに驚くばかりです。
2階には神戸ドールミュージアムが併設され、和洋人形などが展示されその歴史も紹介され、3階からは明石海峡大橋を眺望でき、ミュージアムショップも充実しています。
●所在地:神戸市垂水区歌敷山1-7-20
●開館日:火/木/金曜日 予約制(予約はホームページよりお願いします)
●開館時間:午前11:00 ~ 午後 5:00
●アクセス:<鉄道>山陽電鉄「霞ケ丘駅」より徒歩7分
●入館料:大人(高校生以上)1000円、小人(小中学生)800円
神戸市垂水区時計デザイン博物館の楽しみ方
ブランコに乗った子ども、踊り子やサルが動くからくり時計、その透明感がデザインを引き立てるガラス時計、などさまざまな種類の貴重な時計をご覧いただけます。
なかでも日本では昭和30年から20年間しか製造されなかったプラスティック置時計は、製造各社がそれぞれデザインを誇り差別化を図りました。
工業デザインの先駆けとも言われ、その昭和レトロのデザインは、今でも見る人の心を昭和に連れていきます。
昭和を知らなくても、そのデザインが醸し出す雰囲気がどこか日本の懐かしい時代のものであると感じることができるでしょう。
昭和のアナログ時計がいざなう世界は、懐かしくて、人によっては鼻がツンとくる思い出も蘇らせるかもしれませんが、温かい思い出も蘇ってくるかもしれません。
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まとめ
神戸市垂水区の時計デザイン博物館、いかがでしょうか?
デジタル時代ではなかなか味わうことのできない、いわば時の「質感」のようなものを、アナログ時計はその針の足音ならぬ時を刻む音とともに、私たちに与えてくれます。
時計デザイン博物館の楽しみ方は、人それぞれの経験と歴史によって違ってくるかもしれません。
また職業柄、デザインを勉強するという意味での楽しみ方もあるでしょう。
アナログ時計の歴史やその概要を知らなくても、長年かけて世界から集められたアナログ時計に囲まれて醸し出される雰囲気を肌で感じ、改めて「時計」の存在を噛みしめるのも、楽しみ方の1つかもしれませんね。
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