家を購入するときにはほとんどの場合住宅ローンを組む、ということを知っていても、詳しい知識を持っていない人も多いことでしょう。
そこで、住宅ローンの特徴や金利の種類についてご紹介したいと思います。
いざローンを組むとなったときに焦らなくてもいいように、知識を身に付けておきましょう。
住宅ローンの特徴とは?金利や利息について
住宅ローンとは文字通り住宅に関するローンですが、他のローンと比べて何か特徴があるのでしょうか。
金融機関からお金を借りることをローンと言いますが、ただ返済するだけでは貸す側にメリットはありませんよね。
借りたときよりも返すときのほうが金額が多く、その差額のことを利息と言います。
利息はどのくらいの額を借りたかによって変わり、借りた額である元金に対する利息の割合のことを金利といいます。
金利が低いほど利息が少なく、高いほど利息が多いことになります。
ローンのなかでも住宅ローンは金利が低く設定されている、という特徴があります。
その代わり、投資目的で住宅を購入する場合には利用することができません。
住宅ローンの特徴とは?金利には変動と固定がある
金利には、変動金利・固定金利・固定金利期間選択型の三種類があります。
ローンを組むときは、どのタイプが自分に合っているのかを判断しなければなりません。
変動金利とは、返済を続けていくなかで金利が変動するタイプのことをいいます。
経済の状況によって半年ごとに金利が見直されるため、金利が低い状況が続けば少ない利息のままですが、高くなってしまう可能性もあることを頭に入れておく必要があります。
固定金利とは、契約したときから返済し終わるまで同じ金利のままというタイプです。
返済計画を立てやすいというメリットがある一方、金利が少し高めに設定されている傾向があります。
固定金利期間選択型とは、一定期間だけ金利が固定され期間を過ぎると、変動と固定のどちらかを選ぶタイプのことをいいます。
期間は2年~20年までの間で決まった年数から選ぶことができ、固定金利の期間が短いほど低い金利で借りることができます。
どのタイプを選んでも一長一短あるので、金融機関で相談して決めるようにしましょう。
まとめ
家を購入するときには、住宅ローンを組む人が多いことでしょう。
金融機関から借りる額である元金、元金と返済額の差額である利息、その割合を示す金利、これらをしっかり頭に入れておく必要があります。
返済額で損をすることのないよう、自分に合ったタイプの金利を選ぶようにしましょう。