住宅を建てる際には、間取りなどの設計も大切ですが、やはり、どのくらいの敷地面積が必要になるのかという点も、しっかりとチェックしておきたいですよね。
注文住宅の建築を検討している方はもちろん、建売住宅の購入を検討している方も必見の、ベストな敷地面積や坪数についてお話していきたいと思います。
マイホームにおすすめの平均坪数とは?坪数別での間取りも一緒にご紹介!
多くの方にとって一生に一度の大きな買い物となる住まい。せっかく家を建てるのだから、家の広さや間取りで後悔だけはしたくないというのが、多くの方が心配しているポイントではないでしょうか?
現在のところ、マイホームを建てる際の敷地面積の全国平均坪数は、およそ38坪と言われています。
坪ではぱっとイメージがわきにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、1坪が約3.3平米なので、38坪は約126.8平米といったところ。
これは、4LDKの間取りが無理なく取れる広さなので、お子さんがいる4人家族や5人家族でも、十分ゆとりをもって暮らせる家の広さとなっています。
平均よりも少し小さめの住宅は、35坪程度。
一般的には3LDK、少し間取りを工夫して4LDKになるというイメージです。
逆に、少し大きめの住宅は、40坪から45坪程度。ゆったりとした4LDKのお部屋が持てるイメージとなります。
注文住宅を建てる際に知っておきたい!建ぺい率や容積率の考え方とは?
マイホーム購入を検討しはじめるとよく耳にすることとなるのが、建ぺい率や容積率ではないでしょうか?
建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積の割合を指します。
これは、防災の観点や風通しなどに関する快適な住まいを見る指標となります。
住宅を建てようとする土地の用途地域によっては、規定により、自分たちが思うような家が建てられない可能性も。
建ぺい率は、土地の仲介業者などが購入希望者への伝達義務があるもののひとつなので、後で後悔することのないよう、しっかりと確認するように心がけましょう。
また、容積率は、敷地面積に対する延べ床面積の割合を指すもの。
容積率も用途地域と関りがあり、人口などをメインに考慮した、高さの制限や斜線の制限など規定されています。
注文住宅用に土地の購入を検討している場合は、どの程度の間取りの住まいが望める土地なのかという点までチェックすると安心です。
まとめ
後悔のないマイホーム購入には、敷地面積を考えた土地探しや、建ぺい率や容積率への理解などが必要となります。
土地の仲介業者や建築士などのプロの意見を聞きつつ、家族構成・ライフスタイルなどを考慮し、敷地の広さを生かす間取りを持つ家づくりに取り組んでみてはいかがでしょう。