キッチンやトイレといった水回りのリフォームが人気な昨今ですが、床のリフォームもとても重要です。
ですがなかなか床のリフォームは相場や種類がわからないもの。
今回はそんな床リフォームで役立つ種類の紹介と、実際の相場についてご紹介します。
床のリフォームで使われる床材と工法について
フローリングのリフォームで使われる床材には、合板フローリング材と無垢フローリング材の2種類があります。
合板フローリング材は、その名のとおり何枚もの板を接着して作られたものです。
合板ゆえ、若干の踏み心地の固さはありますが、その分強く、メンテナンスの手間を省きたい方にはお勧めの床材です。
対する無垢フローリング材は、1枚板のフローリング材です。
自然な感じを醸し出してくれる優しいデザインですが、傷つきやすく、水分で曲がってしまうなど、管理は大変ですが、年数を経て徐々に味わいが出てきます。
また、張り替え工法にも2種類存在しています。
1つ目は、その名のとおり古い床面をすべてはがして新しい床材を張り替える張り替え工法です。
もう1つは、古い床材の上から新しい床材を張り付ける上張り工法、もしくはレイヤー工法と言われるものです。
もともとフローリングでない部屋から洋室へのリフォームや、床材が10年以上経っている場合は張り替え工法を、決まった部屋を1日でリフォームしたい場合には上張り工法をお勧めします。
フローリング張り替えの相場と注意点
フローリングの張り替えに際して、気になるのは工事にかかる費用ですね。
6畳の部屋をリフォームしたとして、張り替え工法の場合は9~18万円、上張り工法だと6~14万円になります。
この金額の幅は、合板フローリング材か無垢フローリング材かの違いも含まれています。
では実際に張り替えるとなった場合、いくつかの注意点があります。
1つ目は地元の工務店に依頼することで費用が抑えられるということです。
大手工務店では工事までにデザイナーや営業マンが間に入ってくるので、その分の人件費が上乗せされて高くついてしまうことがあります。
反対に地元の工務店であれば、それらの複雑なプロセスを経ないので費用も最小限で抑えることができるのです。
また、もう1つの注意点として、工務店の紹介サイトを使うことです。
やはりリフォーム後の満足度は大切なポイントになってきますが、普段工務店と関りがない方にとっては、どこがいい工務店なのか判断しにくい面があります。
口コミサイトでその業者の得意分野や実際の評価を見ておくことをお勧めします。