不動産売却の際におこなう査定の種類には、2つあります。
不動産売却を検討している人は、不動産売却の種類と方法について早めにチェックしておきましょう。
不動産売却の査定方法①2つの査定種類
不動産売却の査定方法は、訪問査定と簡易査定の2種類に大きく分かれます。
まずは、これらの違いについて解説します。
<訪問査定>
訪問査定は、査定員が実際に不動産を訪れて査定する方法であり、実査定とも呼ばれます。
建物そのものの状態はもちろん、周辺環境やどんな住人がいるかといったことも加味して査定されます。
査定員も人間なので査定結果には若干の個人差が出ることがありますが、査定額が大きく変わるようなことはないのでご安心ください。
<簡易査定>
簡易査定は、その名の通り簡単に査定することであり、机上査定とも呼ばれます。
実際に不動産に足を運んだりすることはなく、不動産の基本的な情報や築年数・面積・条件が似ている不動産の過去の売買データなどに基づいて査定します。
そのため、同じデータを使用していれば査定員によって評価額が変わることはほとんどありません。
不動産売却の査定方法②算出方法
次に、査定時の算出方法について3つ解説します。
<取引事例比較法>
中古住宅の評価方法としてはもっとも一般的とされる取引事例比較法は、査定する不動産と条件が似ている不動産の過去の売買事例を参考にする方法です。
過去の売買事例をもとに、その不動産の売却時期や事情などが加味されます。
<原価法>
まず不動産の建て直しにかかるコストを計算し、築年数の経過による価値の変動(減価修正)を考慮しながら価値を算出する方法です。
おもに建物、または建物が建っている土地などの査定に適した算出方法ですが、土地のみを売却する場合は、地域の利便性などに合わせて加算額が変わります。
<収益還元法>
不動産を売買した後に、この不動産がもたらす収益を予想して価値を算出する方法です。
一般的な住居の売買に採用されることは少なく、投資用不動産に適した算出方法です。
まとめ
今回は、不動産売却における2つの査定方法と3つの算出方法について解説しました。
効率よく査定額を知り、かつ信頼できる不動産業者を選ぶためには、訪問査定と簡易査定をうまく使い分けることが大切です。
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