「地産地消」という言葉をご存じでしょうか。
地産地消とは文字通り、地域で生産したものを地域で消費することです。
この地産地消に取り組むことによって、消費者は身近な場所から新鮮な農産物を安価に手に入れることができ、安心感を得ることができます。
また、生産者も地域の消費者ニーズを把握しやすくなり、効率的に生産することができるほか、生産と消費を繋ぐ人にもメリットが生まれます。
今回は、そんな地産地消に力を入れている神戸市西区の取り組みについてご紹介します。
西区の取り組みについて紹介「なでしこ通信」最新号の内容とは?
西区の区民広報誌として発行されている「なでしこ通信」では、西区の地産地消情報が掲載されています。
最新号では、「循環型社会と西区の農業」をテーマに、日々の暮らしの中で発生する生活排水を有効活用する西区の取り組みや、農業との関わりについて紹介されています。
例えば、神戸市では下水から回収されるリンである「こうべ再生リン」を農作物の肥料原料として活用しており、オリジナルの配合肥料である「こうべハーベスト」を開発、販売しています。
この「こうべハーベスト」を使用して、農家の方々が安全な農作物を栽培しており、学校給食米である「きぬむすめ」の栽培にも使用されています。
こうした地産地消に関する取り組みの他にも、市民ワークショップ情報なども掲載されていますよ。
なでしこ通信は、神戸市のホームページ上で最新号、およびバックナンバーが掲載されています。
プレゼントコーナーも!地産地消マガジン「西区みのり通信」
季節ごとの身近な「農」を楽しむ地産地消マガジンとして発行されているのが「西区みのり通信」です。
最新号では、「西区のこうべ旬菜」をテーマに、押部谷町のレタスについて紹介されています。
こうべ旬菜とは、堆肥による土づくりや化学肥料や農薬の使用を低減し、消費者と環境の安全に配慮された神戸市内で生産された野菜のことです。
このこうべ旬菜が、生産者によってどのように栽培、収穫、出荷されているのか、生産者の取り組みについて紹介されており、消費者は安心感を持って購入することができます。
マガジン内には、生産者おすすめの食べ方など豆知識も掲載されており、旬の野菜のプレゼント応募コーナーもあるので、ぜひ応募してみてくださいね。
要チェック|神戸市の物件一覧