地域によって子どもの学習に関する取り組みはさまざま。
兵庫県の明石市もそんな取り組みに力を入れている街のひとつです。
この記事では明石市での暮らしを検討している方へ、「子育て学習室」と「あかし子どもチャンネル」、二つの取り組みについて紹介していきます。
明石市の子どもが学ぶ取り組み①「子育て学習室」
子育て学習室は乳幼児と保護者を対象に、ふれあい遊びや座談会、クリスマス会などの季節に応じた行事を親子で楽しむ明石市子育て支援課の取り組みです。
4月下旬から翌年2月末まで開講しており、主に市内の幼稚園・認定こども園や公共施設で活動しています。
「地域で子育て」をねらいにしており、企画から実施まで参加者で分担。
一人ひとりが市内の子どもたちの成長のため、一丸で取り組んでいるのが特徴です。
また、役員経験者の有志で子育て学習室全体をサポートする「ぽかぽか隊」も活動しており、質問や相談に応じる「なんでも相談会」、学習室間の交流やリフレッシュのための「ぽかぽか交流会」、他の学習室との情報交換を図る「おはなし会」などを開催。
幼稚園やこども園も企画運営のアドバイスや、各学習室間の取次ぎをおこなっています。
さらに市役所で活動に使用するおもちゃやパネルシアターなどの貸し出しも受け付けており、市内28か所にある学習室を一括でサポートする充実の体制です。
明石市の子どもが学ぶ取り組み②「あかしこどもチャンネル」
あかしこどもチャンネルは市の教育委員会が運営する子どもの学びを応援するサイト。
小学生~中学生の各学年を対象に、鉛筆の持ち方や縄跳びの跳び方、社会科や理科に至るまで学びにつながる動画を配信しています。
社会科では地図記号や歴史の時代区分など、学校では少しずつ学ぶものを一括りに紹介しているので、授業で学んだ内容の補填にもつながります。
明石市立の天文科学館が作成した天文講座「おうちで天文科学館」の視聴も可能。
また、リンク集も詳細にまとめられており、市内各学校のホームページや学習プリント、市内の各キッズページ、市で採用している教科書の情報まで一覧でまとめてあります。
あかしこどもチャンネルひとつで市内各学校の情報や、学年ごとの学習の補填など、市内の子育て世代が役立つ情報がまとまっており、サポートツールとして利用できるサイトです。
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