アパート一棟売却をお考えでしょうか?
アパート経営は、人気の不動産投資の1つで、家賃収入による経営の利益もありますが、売却によって得る利益もあります。
アパートを一棟売却する際の予備知識や流れについて、また注意点や売却のコツについてご紹介します。
アパートを一棟売却する前の予備知識とは?
アパートの一棟売却は、不動産投資でいう「出口戦略」です。
購入したときよりも高い利益を狙って売却する投資家は多くいます。
また買い手も同じように、より良いアパート経営を目的として、好条件の物件を探しています。
アパート一棟売却をはじめる前に、予備知識として大切なことは2つ。
不動産価値が下がる前の売却とタイミングです。
築20年以内のアパートは高く売れる傾向にあります。
またアパートの周辺状況について、変化が予想される場合も高く売却できる可能性が高まります。
周辺状況の変化とは、再開発地域に指定されたり、商業施設ができたりなど、現状よりも地域が発展すると想定される場合です。
アパート一棟売却に最適なタイミングとは、空室率が低い場合です。
満室であればさらに良い評価になり、買い手にとって魅力的なアパートです。
売却に向けて普段から周辺の相場をチェックし、周辺の状況を考慮したタイミングの見極めが大切ですね。
アパートを一棟売却する注意点や売却のコツとは?
アパートを一棟売却する際の流れは、以下の通りです。
1:アパートの価値・相場を調査
2:不動産会社に査定を依頼、媒介契約を結ぶ
3:アパートの販売価格の決定、売り出す
4:売買契約の締結、引渡し
売却は大きく分けて4つのステップで、注意点は売却に費用や税金が必要であることです。
必要な費用として、不動産会社への仲介手数料や売却前に修繕が必要な場合はその費用も必要です。
また住宅ローンを利用してアパートを購入した場合、売却した際は一括で繰り上げ返済します。
繰り上げ返済には手数料が必要で、残債や金利によって異なるので、担当の金融機関に確認しておいてください。
売却のコツとして、アパート一棟売却の知識やノウハウに詳しい不動産会社をパートナーとして選ぶことが大切です。
先程ご説明したように、満室の場合は家賃収入が安定して見込める物件として評価されますが、入居者がいるため内覧したりすることが難しいでしょう。
なるべく高く売却し利益を出すために、こちらの状況をよく理解し、買い手を見つけてくれる担当者を見極めることが大切です。