神戸市垂水区にある「五色塚古墳」をご存知でしょうか?
最近、願いが叶うパワースポットとして注目されており、お出かけにおすすめの場所です。
ここでは、お出かけにおすすめのパワースポット「五色塚古墳(ごしきづかこふん」の特徴や、古墳に登るための手続きについてご紹介します。
神戸市垂水区でお出かけにおすすめの「五色塚古墳」の特徴
4世紀の終わりから、5世紀のはじめにかけてつくられた「五色塚古墳」は、全長194メートルにもなり、全国で最大の数の古墳がある兵庫県内で、最大の前方後円墳です。
千壺古墳(せんつぼこふん)とも呼ばれています。
日本で最初に復元整備がおこなわれた古墳として、知られています。
明石海峡大橋や淡路島を一望でき、管理事務所で手続きをすれば登ることができます。
墳頂部には、高さ1メートルほどの円筒埴輪(えんとうはにわ)が2000個以上並んでいるのが特徴です。
3段に築かれた墳丘のうち、下段の斜面には小さな石でおおわれ、中段及び上段の斜面には大きな石でおおわれているのも特徴です。
雨によって崩れるのを防ぐためとされており、石の総数は223万個にもなります。
埋葬者は明らかになっていませんが、明石海峡やその周辺を支配した豪族首長ではないかと推測されています。
1921年、「五色塚古墳」の西側にある「小壷古墳(こつぼこふん)」とともに、国の史跡に指定され、1965年から整備事業が始まり1975年に完成しました。
2012年には、出土品である円筒埴輪群が、国の重要文化財に指定されました。
●所在地:兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目
●JR山陽本線・山陽電鉄「垂水(たるみ)駅」から、約徒歩10分
神戸市垂水区でお出かけにおすすめの「五色塚古墳」に登るには?
併設されている管理事務所で手続きをすれば、「五色塚古墳」に登ることができます。
手続き可能な時間帯は、9時から17時までです。
※12月から3月のみ、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)は手続きできないため、ご注意ください。
最近では、「願いが叶うパワースポット」として注目されるようになり、さまざまな方が登っています。
とくに、鍵穴型の円形部分の中心は、もっとも強いパワースポット部分とされているそうです。