不動産の売却をする際、急いではいないのでできるだけ高値で売りたいと考えた結果、なかなか買い手がつかずに売却が長期化してしまう、なんてことが起こりがちです。
不動産売却の長期化によるデメリットや対処法も今回はご紹介します。
不動産の売却期間が長期化すると生まれるデメリット
不動産売却が長期化することによって生まれるデメリットとは、どのようなものでしょうか。
まず、物件は時間が経つにつれ劣化していくものですので、長期化することで資産価値は徐々に下がっていきます。
つまり、長引けば長引くほど売れる価格は安くなってしまいます。
また売れるまでの間の維持費用がかかり続けるのもデメリットの1つです。
維持費用とは、たとえば固定資産税など必ず発生してくる費用です。
安い経費ではありませんので、物件価格を値下げして手放したほうが、最終的には損失が少ない場合もあるでしょう。
また、新築物件に限ってのデメリットですが、建築してから1年以上経過した物件は自動的に中古物件としての取り扱いになり、大きく値が下がってしまいます。
そのうちに高く買ってくれる方が現れるかもしれないという気持ちで、つい待ってしまうかもしれませんが、不動産売却を長期化させるとデメリットのほうが大きくなることを覚えておきましょう。
不動産売却の長期化を避けるための対処法
では、不動産売却の長期化を避けるためにはどうすれば良いのでしょうか。
対処法としては、大きくわけて2点あります。
1つ目は売却価格を適正にすることです。
適正価格にするには、条件の近い物件がどの程度で販売されているかを調査したうえで、それに近い価格に設定すると良いでしょう。
物件価格は高すぎても安すぎても良くありません。
2つ目の対処法は、ホームインスペクションを受けることです。
ホームインスペクションとは、物件の耐久性や劣化状態の調査です。
専門の建築士が調査して結果を出すため、おおよそ2週間程度の時間と、費用もかかってしまいますが物件への信頼度は高まります。
不動産は高い買い物ですので、誰しも失敗はしたくないものですから、あらかじめその物件のことを知って納得できるものが選ばれます。
このほかにも内覧会を実施する、広告を打つなどの手法もありますが、いずれにせよ少しの手間とコストをかければ長期化のリスクが回避できますので、積極的に活用していきましょう。
まとめ
物件の売却における長期化のデメリットと、その対処法をお伝えしました。
不動産売却が長期化すると維持費用がかかるなど多くのデメリットがあります。
売却価格を見直すなど、対処してスムーズに売却できるようにしましょう。
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